低難易度回…それはExpertでスコアを高めていたプレイヤーを絶望に叩き落とす悪魔のワード…
1年ぶりですね。久しぶりに書きますよ!
今回はリステップのハイスコアチャレンジでTOP10を目指す際に立ちはだかるかもしれない低難易度回について語りましょう。
この記事はすでにハイスコアチャレンジについてだいたい知っている方を対象にしています。
分からない方はリステップwikiやアプリ内のイベント説明を参照してください。
(まず低難易度回について知りたい方がどれくらいいるのかと言う話になるのですが、そこは多少ポエムということで気にしない方向で)
低難易度回ってなに?
ハイチャレは週末に開催されるイベントですが、このイベントで1位〜10位あたりまで最高難易度ではない譜面でスコアを出している回のことを指します。例えば第76回Bridge to Dreamとかですね。20位あたりでスコアの断絶が見えると思います。
ハイチャレでは、基本的に難易度が高い譜面(例:Expert譜面がある場合はExpert)をフルコンボした方がスコアが高くなる傾向があります。
が、この傾向はフルコンボまでのお話。
いわゆるパズルと呼ばれる、各キャラクターのスキルをスコアがなるべく稼げるように発動調整すると、難易度が低い譜面で高いスコアが出ることもあるのです。例えば、Expert譜面が最高難易度としたら、Normal譜面が1番スコアが高くなったりとか…そんな感じ!
低難易度回の時にExpert譜面でパズルを組んでいた場合、イベントが終了に向かうにつれて震え上がることでしょう…なぜパズルしているのに1位との差が埋まらないんだ?と…(まぁ大抵1位のスコアは意味不明なことが多いですけど)
低難易度回について知っている方は絶望するでしょう…せっかく組んだパズルを捨ててまで他の難易度のパズルを組むのは労力的にも大変です。そのまま閉廷!となることも多いのです。(ただしハイチャレで普段から上位にいる人の閉廷は信頼してはいけません、ブラフの可能性があります)
そんな事故を減らすには低難易度回を見極める技術を身につける必要があるのです!
低難易度回の見分け方
ここでは実際に低難易度回をどうやって見分けるかについて5つ方法を紹介します。万能なものは正直ありません。複数組み合わせて見分けるのがいいと思います。個人的なオススメは1~3の組み合わせです。4と5はぶっちゃけおまけ
- 素点を計算して各難易度を比較する
- ランキングの動向を見る
- 各難易度のノーツ分布を動画で確認する
- 専用の評価ツールを作成する
- 全難易度採譜してパズルを組む
1.素点を計算して各難易度を比較する
素点(リステップ用語)
譜面の強さを表す値。
素点を元に1ノーツ毎のスコアが決まる。
素点が高いほど、スキルを無視した譜面全体のスコアが高くなる。つまり、譜面が強くなる。
詳しくはリステップwiki参照。
申請書を3~4枚リリースして1ノーツ目のスコアを確認することで、各譜面の素点を調べて比較します。素点の計算ですが、この記事を書いていたらロべさんが素点計算機をリリースしていたので、掲載しておきます。ありがとうございます!(偶然である)
使い方はシートに詳しく書かれているので、こちらを参照してください。
ここでは、素点を使って何を見るか?について語ります。
ハイチャレの場合、素点は基本的に低難易度のほうが高くなる傾向があります。
例えば、Easy回だった第76回ハイスコアチャレンジ(Brigde to Dream)の素点はこんな感じでした。
素点
- Easy:3.80(Hardの1.22倍高い)
- Normal:3.35(Hardの1.08倍高い)
- Hard:3.10
これは、Easy譜面はHard譜面の1.22倍スコアが高く出ることを示しています。
ただし、これはスキルが全く発動していない場合の話。
基本的にHard譜面のほうがスキル発動回数が多いので、パズルなし時の最終的なスコアはHard譜面のほうが高くなるでしょう。
例(第76回ハイスコアチャレンジ Brigde to Dream):
スキル発動回数
- Easy:126ノーツ、発動回数16回前後
- Normal:316ノーツ、発動回数40回前後
- Hard:668ノーツ、発動回数85回前後
※この回は全員サブスキルがゲージブーストでした。ゲージブーストの場合はスキル発動回数がだいたい1.2~1.3倍になります。
ではなぜEasy回だったのかですが、
- 同じキャラのスキルは重ならないこと
- 曲の色とあっていないスキルは効果がないこと
が挙げられます。
Hard譜面はスキルの発動回数が多いし強いでしょ!となるのですが、8秒スキルだと8秒経つ前にまたスキルが発動することも多いです。重なったスキル効果時間は捨てられるため、スキル発動回数=スコア高とは限りません。
要はスキル発動によるスコア上昇は飽和することがあるのです。
また、曲の色とあっていないスキルを持つキャラクターは、置物と化します。そのため、スキルを発動させてもスコアは上昇しません。
第76回ハイスコアチャレンジの場合は3人置物だったため、結果的にEasyがHardを上回ることになったのでした。
これ以上の話は、私の過去記事他の方のパズル記事を参考にしてみてください。
素点を比較するメリットとデメリット
メリット
- 各譜面の強さが分かる
- 比較的コストをかけずに難易度の判別ができる
デメリット
- 素点だけでは譜面が本当に強いか判別がつかない場合が多い
- 申請書3~4枚必要
- ある程度判別するには、他の手法と組み合わせて判別する等、割と経験値が必要
2.ランキングの動向を見る
ハイチャレはイベントページからランキングを見ることができます。
右の順位の下あたりにランキングがありますね。
ランキングを確認すれば、他の方がすでに出しているハイスコアを確認できるでしょう。これを活用します。
数回分くらい過去のランキングを見ていると、ハイチャレで普段から上位にいる方が分かります。名前がないとしてもユーザーIDで分かります。ハイチャレ上位の方の今回のハイスコアを確認します。
ここで一つ豆知識ですが、Expert譜面のノーツ密度が高い場合は、パズルしてもそこまでスコアが伸びません。それなのに、ハイチャレ上位の方もしくはランキング上位の方のスコアが少し下の順位のスコアと大きな差があった場合…
おめでとうございます。低難易度回です。(?)
この手法はイベントが終了間際になるほどわかりやすくなります。イベントには期限があるため、この手法をあえて欺こうとしても限界があります。ただし、動向を見すぎると今度は自分のパズルを通す時間が無くなるので、そこは注意!
ランキングの動向を見ると、意外と面白いものが見えますよ。
例えば、この方はスコアグリッターが多いと強いなーとか、高難易度のパズル回が強いなーとか、低難易度パズルの名手だなーとか全部の回強いなーとか
個人的にはランキングを見て面白がってくださる方が増えないかなーと思っています。
ランキングの動向を見るメリットとデメリット
メリット
- 申請書がいらない
- 誰がハイチャレで強いか把握できる(=自分が上位を狙いやすい回の作戦立てに使える)
デメリット
- ハイチャレの経験値がそれなりに必要、10回くらい?
- 金曜や土曜に見ても、強い人たちが動いていない可能性が高いため判別ができないかも
- ランキングだけで判別しようとするとやっぱり難しいので、他の手法と組み合わせる必要あり
3.各難易度のノーツ分布を動画で確認する
リステップでは、各キャラクターが持つスキルに色が割り振られています。そして、ノーツの色とスキルの色があっていないと、そのスキルは効果がありません。これを踏まえると、編成にいるキャラ次第で最も稼げるノーツの色が決まります。
例を示しましょう。下の編成は第76回ハイスコアチャレンジの編成です。
各キャラクターのアイコンの右下に何やらマークがありますね。これはキャラクターが持つゲージスキルとサブスキルの色です。
サブスキルの色はあまり影響しないので、ユニット編集モードをOFFにして各キャラクターをタップ、ゲージスキルの色を確認してみましょう。
この回は全員サブスキルがゲージブーストなので関係なく、ゲージスキルは1色8秒間スキルでした。そのため、編成が持つスキルの色は、
- 赤:1
- 青:2
- 緑:1
になります。青のノーツが譜面内に多く降ってきていたら強いと思いませんか?
また、曲の後半のノーツはスコア的に強くなるので、曲の後半に青のノーツが他のノーツ色より多く降ってきていたら強そうですよね。
譜面によって色の割合は違うため、Expert(Hard)譜面より低難易度のほうがスコアを上げやすい色の割合だった…なんてことが起こるのです。
特に、スキル発動回数が限られるEasy譜面で8秒くらい青のノーツしか降ってこない地帯があったとしたら…?
詳しくは他の方の低難易度パズル記事を参照してください。(丸投げである)
この手法のやり方は以下の通りです。
- 全難易度の譜面を録画
- 全難易度の譜面を眺める
- 編成にあった色の割合が大きそうな譜面を絞る
- パズルなしのスコアとか参考にしながら譜面確定
ノーツ分布を確認するメリットとデメリット
メリット
- 申請書1~3枚でできる
- パズルを組む際に、どのあたりでスキルを発動すればいいか等の要点を抑えやすい
デメリット
- 他の手法と比べて経験値が多く必要
- ノーツ分布だけ見ていると判断基準となる情報が不足しやすいので、何もわからん…となる可能性が高い
4.専用の評価ツールを作成する
世の中には難易度評価ツールをExcelやスプレッドシートで作成している方もいるらしいですよ!
私は作ったことがないのでわかりませんが、1ノーツ目のスコアとスキルが乗っているノーツの割合を入力すれば作れなくはないと思います。多分。
評価ツールで確認するメリットとデメリット
メリット
- 使用者の技量とツールの作りこみ次第だが、他の手法より低難易度回の判別がしやすい
デメリット
- ツールの作成コスト(1週間くらい?)
- ツールを作成するために必要な知識と経験
- 申請書3~4枚必要
5.全難易度採譜してパズルを組む
元も子もない話ですが、全難易度パズルを組んで通してしまえば、低難易度回かどうかはわかります。うほ!
これをゴリ押しゴリラと呼ぶことにしましょう。(?)
全難易度採譜してパズルを組むメリットとデメリット
メリット
- 低難易度回かがわかりやすい
- スコアが残るのでそのまま上位に居座れる可能性がある
デメリット
- 貴重な週末の時間が鬼のように溶ける、ぶっちゃけ足りない
- パズル検討ツールなしで行う場合、低難易度回と判別するにはプレイヤーのパズル組み技量が必須
- パズル検討ツールありで行う場合、まずパズル検討ツールを1ヶ月くらいかけて作る必要がある。そのための知識と経験も必要。また、ツールの使い方を体得する必要もある
まとめ
素点比較してランキングの動向を確認、ついでに各譜面を録画してノーツ分布を確認しよう!あとは回数を積めば見分けられるようになる…かも?
これですべてを過去にするExpertが来ても安心!(スコアグリッター3枚くらいある回だった場合の苦情は受け付けません)